サスペンションのメンテナンス

酷使されているサスペンションは定期的にメンテナンスを

サスペンションはタイヤから伝わる路面のショックを吸収して、快適かつ安全な走行を実現するためになくてはならないパーツです。
路面の状態から生じるショックを吸収するだけでなく、車体そのものを支える機能、車体の姿勢をコントロールして安全走行に貢献するといった役割もあります。

このためサスペンションは単なるバネではなく緻密な設計が施されており、繊細かつ正確に作動させるためにオイルが使われています。
サスペンションのコイル部分にオイルを流すことで動きを制御し、ショックアブソーバーの働きを強化しているのです。

サスペンションのオーバーホールとこまめなオイル交換で、快適な操縦性を維持することができます。
サスペンションは常にショックを吸収していますから、スプリングがへたりやすく、オイルも真っ黒ににごります。
経年劣化を防ぐためにも、定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。
メンテナンスを行う目安は、走行距離が約2万キロに達した時点です。2万キロに達していなくても2年に一度はオーバーホールすることをおすすめします。また、サスペンションのオイル交換は、走行距離5,000キロが目安です。

見た目重視でサスペンションを選ぶのはNG

サスペンションは、路面のショックを吸収して安定走行を実現する重要なパーツです。
ハーレーの場合、機能は二の次で見た目重視でサスペンションを選ぶ人が多いのも現状です。
しかし、これはおすすめできません。
ハーレーの見た目をかっこよくするために、ローダウンタイプにカスタマイズすることを目的に、短いサスペンションに交換する人が多いのですが、サスペンションは短ければ良いというものではありません。

短さだけでサスペンションを選ぶと、路面の衝撃をうまく吸収できず、路面のギャップなどによるショックがライダーにダイレクトに伝わる可能性があります。走行中に強烈なショックが伝わると、衝撃でハンドル操作をミスするなど危険です。
ローダウンにカスタマイズするときは、短くてもきちんとショックを吸収してくれるサスペンションを選ぶことが大切です。

では、ハーレーのカスタムで人気の高いメーカーを見ていきましょう。
まず、PROGRESSIVE。
価格がリーズナブルなのが特徴で、ハーレーファンから人気です。
KIJIMAもカスタムパーツメーカーとして有名で、高性能な製品は高く評価されています。

NEO FACTORYも、ハーレーのカスタムパーツのブランドとして人気です。
またKONIから名前を変えたIKONも、ハイパフォーマンスなサスペンションとして定評があり、高い信頼を得ています。
このほかにもスウェーデンのOHLINS、イギリスのNITRON、SHOWAのブランドADVANTAGE、YSS RACINGなどが有名です。