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ハーレーの車検について

まずは車検についてのおさらい

日本では、251cc以上の排気量のバイクは、定期的に車検を受ける義務があります。
当然、大排気量のハーレーも車検の対象で、保安基準に適合しているかを確認するための制度です。
正式名称は、「自動車検査登録制度」と呼ばれるもので、新車は登録から3年後、そして次回以降は2年おきが、車検を受ける基準になっています。

車検を受けないで、そのまま行動を走らせると、様々な罰則があります。
まず、道交法違反で6点がマイナスされ、さらに6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金が科せられます。
また、自賠責保険が切れていれば、違反点数が6点で、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
つまり、合わせて違反点数が12点となり、1年6カ月以下の懲役、または80万円以下の罰金が科せられることになります。

ハーレーの車検

基本的に、ハーレーの車検を受ける場所は、ディーラー及び整備工場に出すケースが、ほとんどなのではないでしょうか。
ディーラーや整備工場で、ハーレーを持ち込めば、車検が通るまでの間、利用者は一切手間が主要ないからです。

ディーラーや整備工場では、車検までの工程を一括して行っています。
なぜなら、車検の指定工場であれば、自前の工場などで、すべての作業が完了するからです。
一般的には、乗用車もバイクも、こうした方法で車検を受けていますが、費用も高額になりやすく、ある程度の出費は覚悟しておかなければなりません。

そのほかの車検の持ち込み方法・ユーザー車検

ユーザー車検とは、自分で直接陸運支局にバイクを持ち込み、車検を受けるという方法です。
1990年代から、雑誌やマスコミなどで紹介されると、ユーザー車検を受ける件数も随分と増えてきました。
以前までは、提出する書類なども多く、かなり煩雑でしたが、ユーザー車検の需要の高まりにより、現在ではかなり簡素化されています。

ユーザー車検のメリットは、業者を通さないため、費用が格段に安く上がるという点です。
ユーザー車検を行うためには、それなりの本格的な整備を行う知識が必要となります。
ただし、ショップで整備してもらい、ユーザー車検を受ける方法もあります。

ユーザー車検代行業者を利用する手も

大まかな車検の流れは、車体寸法/ウインカーのレンズ/マフラー/ヘッドライト/ブレーキ・タイヤ/そのほかの箇所のチェックです。
検査場では、車検証を確認し検査が行われています。
ハーレーの場合、カスタム車にすることも多いのですが、基準を超えるものであれば、元に戻しておく必要があります。

車検の費用を安く抑えるには、これまでに説明したように、ユーザー車検が最も安上がりな方法です。
ただし、陸運支局は、平日しか稼働しておらず、日曜祭日は受けられません。
また、時間もかかるため、最近では手間を省くため、ユーザー車検代行業者を利用する方も増えています。